ボイドタイムとは?
ボイドタイムって何?
最近、新月・満月の効果を求める人が増えてきていますね。
新月にお願い事をすると叶いやすい、
満月にはこれまでの振り返りや、何かを手放したい時に
その思いを紙に書き出しましょう。
などなど。
こんなことを願いました!なんてSNSで発信されている方も多いです。
占星術をたしなむ人が増えているのは、すごく嬉しいことです!
そんな時、
新月の願い事をするのに
『ボイドタイムを避けましょう』
と書いてあるのを見たことはないですか?
ボイドタイムって???
そんな疑問に、
占星術の知識がない方にもわかりやすくまとめてみました。
ボイドタイムのとは
ボイドタイムとは何でしょうか?
英語で書くと
Void (=〜が全く無い、無効の、空(から)の、ポッカリあいた穴)
Time(時間)
直訳では
”無効になった時間”
という感じでしょうか。
西洋占星術に基づく考え方
ボイドタイムとは、
西洋占星術での惑星が
他のどの惑星ともアスペクトを取らない時間のこと。
”西洋占星術での”としたのは、本来、月は惑星では無いのですが、西洋占星術では惑星と定義づけられているからです。
アスペクトとは
ここで出てきた”アスペクト”が難しいでしょうか。
ちょっと専門的になりますが、
アスペクトとは
占星術や天文学で、0度〜180度の角度で表される、天体どうしの角度のこと。
特に重要な角度は、0度、60度、90度、120度、180度。
西洋占星術ではこのメジャーアスペクトと呼ばれる5つのアスペクトが大切な意味を持っています。
ボイドタイムはこのアスペクトになっていないことになります。
月のボイドタイム
ボイドタイムといったら、
たいていは月のボイドタイムのこと。
アスペクトを取らないということは
”月の影響力が弱まっている”というふうに捉えます。
月と人の感情
ボイドタイムは月の効果が弱まる時間。
月は人の感情、心、潜在意識と深いつながりがあります。
月によって普段は守られている感情が、月のパワーが弱まることによって、無防備になってしまうと表現すればわかりやすいでしょうか。
ボイドタイムは月のパワーと心のつながりが遮断されている時間なのです。
月のパワーが弱まると何が起こる?
人の感情が敏感になったり感覚が活発になってしまうので、
気が立ったり、集中力が落ちる、正しい判断ができない、
思わぬケアレスミスなどが起きやすい時間と言われています。
またうまく意思疎通ができなかったり、勘違い、
行き違い、スムーズに物事が運ばないなど、コミュニケーションの問題もありそうです。
ボイドタイムにさけるべきこと
この時間は
- 重要会議、決断は避ける
- 大きな買い物
- 願いごとは叶いにくいのでさける
- 大切な話
西洋占星術が生活に浸透している欧米では
重要会議はこの時間を避けるビジネスマンもいると聞いたことがあります。
ボイドタイムは会議がだらだら長引いてしまう、結論が出にくいなど。
判断力が鈍るので、大きな買い物は後で後悔した。
なんてことが起こるかも。
頻繁にあるボイドタイム
ボイドタイムは実は2〜3日に1度はおとずれます。
気にしていたら、正直キリがありません。
気にしてナーバスになりすぎる方が、マイナスになるので普段の生活では
さほど気にする必要は無いでしょう。
こんな時はボイドタイムをチェック
ここぞという時、
- 絶対ものにしたい商談がある時
- 自分にとって大きな買い物をする時(額は人それぞれ)
- 何か大きな決断をしなければいけない時
- 婚姻届を出す
- 新月満月の願い事
- 契約
ボイドタイムまとめ
ボイドタイムは私たちの身近にあるもの。
日常生活で、全ての行動をボイドタイムを意識して生活する!なんてことは正直難しいし、ストレスが溜まってそちらの方がいい影響とは言えませんね。
普段はあまり気にしなくていいと思います。
大きな決断、夢ノート、新月の願いごとを書く時くらいは
ボイドタイムをさけて月のパワーをしっかりいただきましょう。