ハンドメイド作家必見 アクセサリー 魅せるディスプレイの仕方
ハンドメイド作家必見 アクセサリー 魅せるディスプレイの仕方
ハンドメイドでアクセサリー作家が、お店やマルシェに出品するときに、おしゃれな魅せ方がわからなくて困ったという経験はないですか?
作品はとてもおしゃれなのに、ディスプレイが微妙なせいで安っぽく見えたり、全然可愛く見えなかったり。
作品は普通なのに、なぜかおしゃれに見える人もいいる。この違いはなに?
アクセサリーを販売するときに、ディスプレイがうまくいかなくて困っている方のために、簡単にできるディスプレイのコツをご紹介します。
お家で、おしゃれに自分のアクセサリーを魅せるディスプレイがしたい人にもオススメですよ!
世界観をアクセサリーのデザインと統一する
まずは、自分のアクセサリーの世界観はどんなものかを考えてください。色のイメージでも構いません。
ポップ エレガント ナチュラルetc... カラフルなものか、ダークカラーなのか等。
自分の表現したいアクセサリーの世界観やテイストがわかったら、ディスプレイも同じように作っていきます。作品となるべく似たテイストで雰囲気作りを考えます。
アクセサリー 以外に空間を演出する小物を用意する
世界観が決まったら、商品を並べるときに商品以外にも雰囲気を演出する小物も用意します。ナチュラルテイストだったら、グリーンの造花だったり、洋書でもいいですね。
アンティークの小瓶なども雰囲気が出るのでオススメです。
ポップなものだったら、商品を際立たせるために白い小物がいいでしょう。
作品の邪魔にならず、世界観を演出してくれそうな小物を用意してください。
100円ショプやホームセンターでも十分揃いますよ。
オススメの小物
オススメの小物をリストアップしました。他にも色々想像力を膨らませて自分の作品にあうものを探してみてください。
アクセサリーは小さいのであまり大きくないものを探してくださいね。
- 洋書
- ボトルやクリアな瓶 アンティークの瓶も素敵
- おしゃれなグラス
- 小箱(テイストにあったもの)
- ドライフラワーやリーフ イミテーションでもOK
- アンティークのレース
- 鏡
- アクリルの板
- イメージにあったポストカード
- ブリキの小物(ガーデニング用品が使えることも)
- レンガやブロック
- 透明や白い皿
- 白い布
- ピアスやネックレス専用の什器があればベターですがなくてもOK
アクセサリー の見せ場を作る
まず、ディスプレイしたい場所の空間をどんな風に埋めるかを考えましょう。
たくさんの商品を置く場合もゆったり置く場合でも、どこかに一箇所”魅せる為の場所”を作ると、お客様が目を留めてくれます。
自分の世界観を表現できている作品をいくついかピックアップして、見せ場にディスプレイしていきます。
お店の中でいうと、ウィンドーディスプレイと陳列棚の違いです。普通に並べる場所と、販売して手に取っていただく場所の違いです。
魅せる場所は、全体のスペースの一箇所独立し作ります。陳列目的の場所と混ざらないよう工夫してください。
ディスプレイに高低差をつける
ディスプレイで魅せ場を作るとき、高低差が非常に重要です。
アクリルの板や、BOX、レンガなど、高さだしができるものを作品の世界観に合わせて準備してください。
高低差が少ない状態で平置きするとのっぺりと平坦な印象に。ただ並べてあるだけでは動きがないので印象に残りません。
高さの比率 5:3:1
高低差をつけるときに重要なのは、高さの違いです。
商品が乗せる為の台を1対3対5の比率で高低差をつけます。
初心者の場合はこの比率でディスプレィすれば何となく見栄えが取れるでしょう。
3つくらいの台を用意して、三角形を作る位置におくとバランスがとりやすいです。
一番奥が5、真ん中が3、一番低い台が1の高さになるイメージです。
正三角形のバランスで配置をとるか、三角定規のように1点を少しずらして配置してあげると、バランスが取りやすいですよ。
このときに重要なポイントは、一番高くしたい台座が空間に対してどれくらいの高さになるのか。
魅せ場として準備したスペースに対し、低すぎても高すぎてだめです。
レンタルBOXのような場所や、アクリルBOXのような箱の中にディスプレイするのであれば、商品を乗せたときに箱の上部に当たらない程度の高さが無難です。
なるべく空間全体を使ってディスプレイした方が動きが出て、魅力のある売り場に見えるので、一番高い台座はある程度高めにしましょう。
高い台座が5とすると、中間の台座が3、一番低い台座が1のイメージです。
慣れてきたら、バランスを崩してアレンジできるようになります。
引きの位置からバランスを確認する
見上げるような場所、目の高さ以上の場所に飾る時はより高低差をつけたほうがいいかもしれません。
こまめに少し離れた位置からみて確認してください。
近くでディスプレイしているときずきませんが、離れてみてみると作品が被ってしまって見えないなどがわかります。
必ず1〜2mくらいは離れて見る。
バランスを確認しながらディスプレイをするのがオススメです。
小物を使う
商品を台座に乗せたら、台の下や、作品の裏側などに、小物を配置して世界観を演出します。
作品とは関係ないディスプレイ用の小物たちも、空間作りにはとても大切です。
むしろこれがないと、作品が引き立たないのです。グリーンの造花は作品にみずみずしさを与えてくれオススメです。
あらかじめ準備した小物にネックレスをひっ掛けたり、小物に作品を乗せてディスプレイすると作品の世界観が演出できます。想い想いの演出をしてみてください。
このコーナーは、あくまでも”魅せる”のが目的。手に取りにくい、などはあまり気にしなくてOKです。あまりにも大きすぎる値札がある場合はイメージを崩さないよう、外してディスプレイしましょう。
アクセサリーをテーブルに直置きしない
ディスプレイをするときに、大事なことがもう一つ。それは作品はテーブルに直に置かないこと。必ず、板や布の上などの上に置くようにしましょう。
アクササリーは繊細なものですし、商品です。
テーブルや台の上にそのまま陳列すると安っぽい印象を与えてしまいます。
大事な作品であることをお客様にわかっていただく為にも、必ず台座や什器につけてディスプレイしましょう。
アクセサリー のデザインごとにまとめる
例えば、シリーズ化した作品だったり、アイテムごとにセットアップできる商品があるかもしれません。同じ作家でも、全く異なるテイストのシリーズがあることもあります。
そんな時は、デザインごとにグルーピングしてわかりやすくします。
テイストやデザインやシリーズによって揃えたり横にわかりやすく並べてあると、お客様も見つけやすいです。
ピアスは専用の台紙をつける
ピアスは台紙にかピアス用の什器につけてディスプレイしましょう。
盗難防止にもなりますし、見栄えが違います 。ショップやブランド名が入った台紙を作っておけば、ブランディングもはかれます。
ギフト感を演出
アクセサリーは、自分の為だけでなく、ギフトにも喜ばれるものですよね。
ギフトボックスに入れたものをディスプレイにしのばせておけば、特別感も演出できます。
見せ場以外のアクセサリーの陳列場所はシンプルに
見せ場以外の場所は、なるべくアイテムがしっかりわかるような陳列が重要です。
高さ出しは、魅せ場で使った三角形ではなく、階段状にひな壇で手に取りやすくシンプルにしましょう。
ここでもまた、直置きはせず、アクリルや木材などの板などの上か、浅い箱に商品を 並べて入れてください。
POPに商品の説明や値段が入っている
見せ場以外は、popなどで商品特徴をアピールしましょう。
商品の特徴や値段がしっかりわかりやすくPOPに書いたものを準備してお客様に見てもらえるように演出します。
作品が生まれたストーリーや、伝えたいことなどをメッセージ風の書くのもいいですね。
心がこもっていてハンドメイドならではの価値を伝えることができます。
おしゃれに見せるよりは、商品に対するコメントが入っている方がお客様の興味を惹くことができます。
アクセサリーを魅力的にディスプレイする方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?
アクセサリー作家さんのみならず、お家でアクセサリーを可愛くディスプレイしたい方にもオススメの”魅せる”ディスプレイの方法をご紹介しました。
魅せ場と、陳列場所をしっかり分けることで、雰囲気がガラリと変わります。
作品の世界観と、小物使いも大事なポイントでした。
ぜひ参考にしてみてくださいね。