アクセサリーの歴史を知ると面白い
アクセサリーの起源について
このブログでご紹介しているアクセサリーに関するさまざまなお話。
今回は、そんなアクセサリーがもともとどんな風に今の形になってきたのか、
アクセササリーの起源についてまとめてみました。
装身具としてのアクセサリー
古代から人々に親しまれてきた
アクセサリー
大きく2つの要素がありました。
1つは
身分を表す装身具
装飾品として”外見を美しく着飾る”こと
着飾ること=権力を誇示することでもあり、身分や位の違いを表すものでした。
より華やかな装身具を付けているものは、身分が高い証拠。
古墳などからも身分の高い人のお墓からはたくさんの装身具が出てきます。
衣服と同様にアクセサリーを着飾り、楽しむ文化に移行していきます。
徐々に、人とは違う個性を表すものになっていったようです。
呪術的要素のアクセサリー
2つ目は
”お守り”としての要素です。
アクセサリーは呪術的な要素から始まったともいわれています。
得体のしれない魔物から自分や家族を守るため、
さまざまなものをお守りとして身につけていました。
動物の骨や牙は、闘って勝利した強さを持つものの象徴。
牙や骨、あるいは石を削って、ネックレスやイヤリング、腕輪、指輪、なんとアンクレットまで。
古墳からはさまざまなものが出土しています。
それらを加工して身に着けることで、敵を威嚇し、寄せ付けない。
身を守るお守りの力を見出したんですね。
お守りだった装身具が、いつのまにかアクセサリーに変化していったと考えられています。
中世ヨーロッパでは、アクセサリーに星座のマークを彫ったものを、
ラッキーを呼ぶお守りアクセサリーとして身に付けるのが流行りになっていたようです。
中世の日本ではアクセサリーはなかった
なぜか日本では、古墳時代が過ぎると髪を飾るもの以外のアクセサリーは忽然と姿を消してしまいます。
江戸時代末期に入って西洋文化が入ってくるまでは、現在のようなアクセサリー類は見られないのです。
帯留めが出てきたのも江戸時代後期。と言っても今の帯留めのように飾るものではなく、帯を留めるだけの実用品。
冠位十二階の制定で、身分を表すものが色に変わったことが原因なのか?
あるいは着物の華やかさを際立たせるためでしょうか?
確かに、色彩豊かな着物の柄にさらにアクセサリーを付けたらかなり派手ですね。
これは私の推論ですが、粋じゃないかも?
いろんな説があるようですが、なぜ平安時代以降アクセサリーの文化が消えたのかははっきりと解明されていません。
お守りジュエリー・ファッションアクササリーが多様化して面白い
時は変わり、
ファッションの一部としてアクセサリーは多様化しています。
トレンドに合わせてアクセサリーの素材も変化。
ファッションを楽しむように、アクセサリーもオシャレをするためのアイテムとして欠かせません。
自分らしさを表現したり、魅力を引き出すアクセサリーが溢れています。
お守りジュエリーやお守りアクセサリーをオシャレに楽しむ
また古代人のようにお守りを持つようにアクセサリーを楽しむ文化も残っています。
パワーストーンや、幸運のタリスマン、ラッキーチャーム。さまざまなお守りジュエリー。
ステキなアクセサリーに意味があったら嬉しい。
そんな風に思う女性が増えています。
アクセサリーを自由にコーディネートして自分だけのオシャレを楽しむことと、
持ってるとなんだかいいことが起こりそうな気分にしてくれる、
お守りジュエリーの数々。
どうせなら、どちらも叶える欲張りなアクセサリーが欲しいと思う女性が増えています。
アクセサリーの起源まとめ
アクセサリーが好きな女性のために、このブログを書いています。
今までファッションでアクセサリーを付けていた女性には、アクセサリーにはこんな幸運の意味もあるってことをご紹介していきます。
また、パワーストーンやお守り好きだけど、アクセサリーをあまり着けないという女性には、運気もアップしてさらにオシャレに着けられるコーディネートの方法や天然石の選び方をご紹介したり。
これまで知らなかったアクセサリーの魅力をこれからもお届けしていきますね。