アクセサリー作家の私がコーディネートを学んで劇的な変化ができた理由
アクセサリー作家の私がコーディネートの仕方を学んで劇的な変化ができた理由
今回は、昔の私の失敗というか、苦い体験談を少しお伝えします。
同じような経験をしたアクセサリー作家さんがいるかもしれません。
当時はそれなりに苦しかったり、結構悩んだりしました。人生いろいろ遠回りしたものだなと今では思います。
わかるわかる!と思って笑っていただけたら嬉しいな。くらいの気持ちで書きましたので、軽く流し読みでも大丈夫です。
わがままなお客様と出会う
アクセサリー作家になったばかりの頃、私は自分の作りたい世界にワクワクしていました。
今思えばですが、お客様が見えていないデザインばかり作っていたように感じます。
アクセサリー作家として口コミが広がって私のことが認知され始めた頃のことです。
実際に作っている作家が目の前にいることで、お客様はいろんなことを言ってくださいました^^
「もう少しここが長いと良いんだけど」
「ここにこんな感じの石がついてるの作って欲しい」
「もっとこの部分が大きいのが欲しい」
いろんな要望がありました。
そんなお客様がこんなものが欲しい!という声に対して、なんで自分が作ったこのままのデザインを買ってくれないのだろう。このデザインがかわいいのにわかってない。という不満を抱いていました。
アクセサリーは人が身に着けるもの
でも、アクセサリーは人が身に付けるものである以上、お客様が着けたい、欲しい!と思ってもらえるものでなければなりません。
お客様の気持ちがわからなければ選んでもらえないのです。
今思えば、お客様のリアルな声はありがたいことなんですが。
若かったこともあって、当時はそのことを受け入れることができませんでした。
アクセサリーを買う時 お客様は自分のことしか興味がない
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、人は自分のことにしか興味はないんです。
お客様は買うときに常に自分のことを考えています。
- これをつけた自分はどんなふうに素敵に見えているだろうか?
- 自分に似合っているだろうか?
- これをどこにつけて行こうか?
- 女友達や彼氏に褒めてもらえるだろうか?etc.
アクセサリーを手に入れた時の未来の自分を想像しているんです。
逆に言えば、素敵になった自分を想像させてあげられれば、お客様はそのアクセサリー が欲しくてたまらなくなります。
アクセサリー作家だけしていたときには、そんなこと考えたこともなかったのですが、
今ならわかります。
アクセサリーを作る側から売る側へ
アクセサリーのデザインの幅を増やしたいのと、経済的にも安定したかったこともあって始めた天然石アクセサリー専門店のアルバイト。
気がついてみれば、お客様を接客するのが楽しくて、似合うデザインを教えてあげたくて。ジュエリーコーディネーターやパーソナルカラーの資格も取ってしまいました。
そんなことがやっとわかるようになって、アクセサリー作家を始めたばかりの頃の自分はいかに押し売りをしていたのか身にしみてわかるようになりました。
美大上がりだった私は、アクセサリーで小さなアートを作っているつもりだったんです。
アクセサリーは人が身に着けるものであって、アートではない。
でもそれが飲み込めるようになるまでにたくさん苦しみましたが、
コーディネートの知識やジュエリーの歴史、
アクセサリーの素材や種類と特性、着用時に起こりそうなトラブル、
天然石の鉱物としての知識やパワーストーンの知識など、たくさん吸収してきました。
アクセサリーのコーディネートを知ってお客様の気持ちが分かる作家になれた
アクセサリー作家としてのスタートは落第生だった私ですが、今はお客様がきれいになれる、Happyな気持ちになれるアクセサリーが作れるようになったと思っています。
このブログも、そんな私がこれまでに勉強してきた知識を書き出したものです。
似たような経験をしているアクセサリー作家さんや、純粋にアクセサリーが好きという方の参考になれたならと思って書いています。
まだまだたくさんお伝えできることがあるなと思っていますので、今後も続けて行こうと思っています。
LINE公式アカウント始めました
アクセサリー作家暦20年(!)であり、ジュエリーコーディネーターであり、
天然石アクセサリー専門店に販売員として15年(!)従事してきた経験と、
パーソナルカラーアナリストや、西洋占星術鑑定家の肩書きも持つ私だからこそ、
多方面からアクセサリーの魅力をお伝えできる盛りだくさんなLINEアカウントにしようと思っています。
アクセサリー作家の方や、アクセサリーが好きな方、
ジュエリーコーディネーターを目指している方へ向けて、星占いが好きな方へも!
有益な情報をお届けします。
登録してスタンプを送ってくださった方へ、顔型別ネックレスの選び方をPDFでプレゼントします❤︎
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顔の形別!差がつくピアスの選び方コンプレックス解消法
ピアスは顔の形で選んで印象アップ 顔のコンプレックスを解消する方法
ピアスの形は、顔のバランスが取りやすいデザインがあります。
顔の形によって合わせると、顔のバランスを整えることができます。
今回は顔の形ごとに似合うピアスの形をご紹介します。
補正のポイントは卵形に合わせる
卵形の顔の形はみんな憧れますよね。
基本的にはこの卵形になるようにピアスの形で補正します。
足りないところは足してあげる、はみ出るところは目立たなくするようなデザインのピアスを合わせます。
卵形のタイプは基本的にどんなデザインも似合います。
羨ましいですね〜。
でも、この補正方法を知って上手に合わせれば、どんな顔形のタイプの方も素敵に見せることができますよ。
丸顔
丸顔だと、太って見えたり、子供っぽく見えるなど、コンプレックスになりやすいものです。
卵に近づけるためには、横幅を目立たせないデザインのピアスを選びましょう。
丸顔に似合うピアスデザイン
- ドロップ型ピアス
- フープ型ピアス
横幅を削って見せるデザイン
縦長のドロップタイプ。縦幅より横幅のボリュームが小さいものがオススメです。
縦のラインを強調してください。
また大きめのフープタイプも丸顔に切り込むデザインになるので小顔効果があります。
丸顔に似合わないピアスデザイン
- 大きめの丸いデザイン
- 大きいスタッズタイプ
大きい耳たぶにピタッとつくスタッズタイプ
丸く大きなデザインやボリュームのあるデザインも横幅を増すのでNGです。
逆三角形
顎が尖ってシャープな印象なので、キツく見られてしまうことも。
卵形に寄せて優しく見えるようにしましょう。
逆三角顔に似合うピアスデザイン
- しずく型ピアス
- 下重心のデザイン
耳たぶからアゴのラインに角度があるので、顎先から耳の下の空間を埋めるようなタイプをつけましょう。
しずく型の下がるデザインはオススメです。丸みを帯びたデザインをチョイスすると優しい印象になります。
下重心になるようなデザインが好ましいです。
例えば、ビーズが連なっているようなデザインでしたら、上のパーツよりも下のパーツの方がボリュームがあると、顎先の空間を埋められるので、オススメです。
逆三角顔に似合わないピアスデザイン
- 小さいスタッズピアス
- 逆三角の幾何学モチーフのピアス
小さいスタッズタイプはあまり補正になりません。
シャープな幾何学モチーフは硬い印象になってしまいます。
先の尖ったデザインも顎の細さを強調してキツい印象になってしまうのでおおすすめできません。
エラ張り ベース型 四角型
丸顔と同様に、横幅を膨張させない形がいいです。
アゴがしっかりしているのでゴツく見られるのが悩みです。
エラ張り ベース型顔に似合うピアスデザイン
- 耳たぶより小さめのスタッズピアス
耳にピタッと付いて、エラの張りを抑えて見せるスタッズタイプ。
あまりボリュームがないもの。
厚みがないものがオススメです。
エラ張り ベース型に似合わないピアスデザイン
- 横幅のあるデザインのピアス
- ボリュームのある四角型のピアス
アゴの張りが強調されてしまうのは、四角型や、幅のあるデザインはお勧めできません。
面長
縦面長は、年齢より老けて見えるなどのコンプレックスがある方も多いのでは?
なぜか寂しく見えるのが悩みなど。
たての長さを抑えて見せるようなデザインで、卵形に近づけます。
面長に似合うピアスデザイン
- 丸みのあるスタッズピアス
- 大きすぎないフープピアス
- ボリュームのあるスタッズピアス
横幅を足してあげるデザインがオススメ。
幅のあるタイプ、丸みのあるデザインがオススメ。
スタッズタイプで長さのないものがいいですね。
あまり大きくないもので、アゴより下に下がらないフープタイプも横幅を足してくれます。
少しボリュームのある太さのフープが寂し顔になりがちな面長タイプの顔を華やかにしてくれます。
面長に似合わないピアスデザイン
- 縦長のピアス
- 華奢すぎるピアス
縦に下がるデザインや、長く下がるデザインは顔の長さを強調してしまいますので避けましょう。
細くて華奢で長いデザインのピアスでは補正できません。
そのようなデザインは地味に見えやすく、寂しげに見えてしまいがちです。
ピアスは顔の形に合わせるだけで印象アップ 顔のコンプレックスを解消する まとめ
いかがでしたでしょうか?
ピアスは顔のコンプレックスを補正するのに便利なアイテムです。
目立たせないように何もつけないのではなく、ピアスを上手に使って素敵に見せましょう。
LINE公式アカウント始めました
アクセサリーコーディネートを知ることはお客様の気持ちに寄り添うこと。
アクセサリー作家暦20年(!)であり、ジュエリーコーディネーターであり、
天然石アクセサリー専門店に販売員として15年(!)従事してきた経験と、
パーソナルカラーアナリストや、西洋占星術鑑定家の肩書きも持つ私だからこそ、
多方面からアクセサリーの魅力をお伝えできる盛りだくさんなLINEアカウントにしようと思っています。
アクセサリー作家の方や、アクセサリーが好きな方、
ジュエリーコーディネーターを目指している方へ向けて、
有益な情報をお届けしています。
登録してスタンプを送ってくださった方へ、アクセサリーに関する有益なPDFをプレゼント❤︎
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北欧の自然からインスピレーションを得たアクセサリー ブランド 「ainoa korut accessory」
北欧の自然からインスピレーションを得たアクセサリー ブランド
「ainoa korut accessory」
先日オープンした私のアクセサリーブランド
”ainoa korut accessory -アイノアコルト アクセサリー”のご紹介です。
Silver925でできた
彫金や鍛金仕上げのジュエリーたち。
ひとつづつ叩いたり、バーナーで溶かしたり。
溶かした瞬間にできたシルバー表面のマチエルを残していますので、
唯一無二の作品です。
鍛金(たんきん)とは
Silver925の銀の地金を金床などの上で直接ハンマーで叩いて仕上げる技法
彫金(ちょうきん)とは
たがね(鏨)を用いて金属を彫る技法
ainoakorut とはフィンランドの言葉でたったひとつの宝物という意味。
インスピレーションは北欧の自然や伝承から。天然石やSilver925を使ったアクセサリーは、
繊細だけどどこか強さもあって印象的。毎日つけて出かけたくなるお守りみたいなジュエリーたち。
あなたの人生を彩る唯一無二のアクセサリーをお届けします。
デザインをするときのインスピレーションは自然や伝承。
荒削りだけど、繊細さもある。
まるで森の小人のSilverSmith(シルバーアクセサリー作家の呼び名)が
ひとつづつハンマーで叩いて作っていたらこんな感じかな?
フィンランドの厳しい自然のように、
シルバーの生の美しさを残しています。
こちらのSilver925製のスクエア型バングルもとってもオシャレ。
スクエア型の珍しい形ですが、
身に着けると女性の手首を美しく華奢に見せてくれます。
重ねてつけると、動きによって重なる表情が変わり
デザインの魅力がさらに引出されます。
人とは違うものが欲しい人にもオススメです。
Silver925 スクエアバングル | ainoa korut accessory
こちらの透かしバブルシリーズは、
浮かんでは消える泡のイメージ
大きさの違う楕円が重なって繊細なフォルムを作り出しています。
ピアス、ネックレスのシリーズが楽しめます。
表面は優しく叩いてツヤを抑えた仕上げです。
【楕円タイプ】透かしバブルリングペンダントネックレス | ainoa korut accessory
アイノアコルト のアクセサリー は
自然の銀の風合いを残すために、あえてあまり磨かない処理をしています。
実は、本来の銀の色は白に近いやさしい銀色。
加工していない生の銀は本当に真っ白でとても綺麗なんです。
純銀の美しさは、見たことがある人にしかわからないかも知れませんが、
素晴らしいです。
ただ、磨かずそのままの状態では
硫化と言って空気中に微量に含まれる硫黄成分と反応して
黒く変色してしまいやすくなるので、 少しだけ磨いて仕上げは完了。
銀は、金属なのでクールで冷たい印象をもたれる方も多いと思いますが、
このように溶かすと丸みが出て暖かさをも感じます。
その暖かさを残した銀そのものの良さを味わっていただきたいので、
表面はあまり磨きません。
(銀は磨くほど、黒く光りより男性的になるので、メンズのシルバージュエリーはそういう格好良さを出すために燻して仕上げたりします。)
ainoa korutn accessoryの銀製品は
ギラギラと磨いて仕上げるよりも、
女性のやさしい雰囲気に合うように心がけています。
また銀は経年変化で使う人によって風合いが変わるもの。
一生付き合っていけるのも魅力。
そんな銀との付き合いもお楽しみいただけます。
朝起きてつけるジュエリーを選ぶとき、
いつも今日もこれを着けたい!と思ってもらえるような
あなたのアクセサリーのひとつになれたら嬉しいです。
色や暮らしを愉しむ情報サイト色彩101に紹介されました